和光市では毎月１９日前後を食育の日献立として、日本各地の郷土料理を提供しています。
　この日は初めての登場、鳥取の郷土料理である「大山おこわ」でした。山菜や野菜、ちくわなどが入っています。
　昔、僧兵が戦場へ赴くときに、戦勝を祈願して山鳥と山草を入れた米飯を炊き出したのが始まりと言われ、
その後、お祝いやお祭りのご馳走として受け継がれてきました。
　「大山おこわ」と言われるようになったのは、明治以降のことで、以前は旧汗入（あせいり）群名に由来してか
「汗入おこわ」と呼ばれていたそうです。
　他の献立は、油あげの味噌汁、鯵のさっぱり揚げ、牛乳でした。鯵はスーパーでは見かけられない肉厚の身で、
こちらも大変においしかったです。